社会 / SOCIETY
なぜか紙袋も有料化 ユニクロやGU、百貨店も…
政界往来 公開日時:2020-12-15
森永卓郎氏「環境保護の観点なら実効性少ない。ポーズ以上の印象を持てない」
7月から始まったレジ袋の有料化は、5カ月が経過しようとしている。プラスチックごみの排出抑制が目的だったはずだが、なぜか紙袋まで有料化する小売業も出てきている。その理由を聞いてみた。
衣料品大手のファーストリテイリングは、運営する「ユニクロ」と「GU」で9月から、環境に配慮した紙製のショッピングバッグを1枚10円(税込み、以下同じ)で販売している。
同社は今年中に顧客に渡る使い捨てプラスチックをグループ全体で18年実績から85%削減する目標を設定しているといい、「紙袋も含め使い捨ての資源を削減し、マイバッグの使用を促す意味で紙袋も有料化した」と同社コーポレート広報部担当者は説明する。10円という価格は、「資源の削減やマイバッグの奨励という意図が顧客に伝わる金額として設定した」とのことだった。… → 続きを見る
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