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社会 / SOCIETY

《山口組分裂 続くにらみ合い(上)》神戸山口組を異例の早さで指定 警察当局が注目するのは「5月」

政界往来2  公開日時:2016-05-15

 

「ゴールではなくスタートだ。今後、市民に被害、影響が出ないよう、警察を指導したい」

 国内最大の指定暴力団山口組(神戸市、6代目組長・篠田建市=通称・司忍)が分裂し、離脱グループが結成した神戸山口組(兵庫県淡路市、組長・井上邦雄)について、国家公安委員会が指定暴力団であることを確認した4月7日、委員長の河野太郎は会見で言葉に力を込めた。当初の計画を大幅に上回る前倒しだった。

8カ月でのスピード指定

 指定暴力団の指定期間は3年間で、山口組は平成28年6月22日に期限を迎えることになっている。警察当局は当初、山口組と神戸山口組の双方を同月23日に同時に指定する方向で作業を進めていた。

 しかし、山口組の分裂以降、双方の間で事務所や幹部の住宅に向けた拳銃の発砲事件や車両の突入事件などが頻発。事実上の対立抗争状態に近い状況で、市民生活が脅かされる事態となっていた。

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