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社会 / SOCIETY

女川の底力撮り続ける 写真家・鈴木麻弓さん  【東日本大震災から5年】

政界往来  公開日時:2016-03-16

 

不明の父のレンズ背中押す

 2月上旬、宮城県女川町の駅前にできた新しい商店街で、写真家の鈴木麻弓さん(38)=神奈川県逗子市=がモデルの子供たちを撮影していた。町の復興をPRするポスター用の写真。「そのポーズ、面白いね」。鈴木さんのはじけるような笑顔につられ、ぎこちなかった子供たちの表情が柔らかくなる。

 5年前、津波は女川で80年続く実家の写真館を襲った。父の佐々木厚さん(当時72)と母の克子さん(同66)の行方は今も分かっていない。

 海岸沿いの写真館の大半は流されたが、父と一緒に現像した暗室は奇跡的に残っていた。泥の中から父が使っていたカメラとレンズが見つかった。それらを手にしたとき、父から「写真を続けろよ」と言われているような気がした。

 東日本大震災から1カ月後、母校の小学校の入学式を初めて撮影した。「父に代わって写真で女川を元気にしたい」。神奈川から通… → 続きを見る


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