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経済 / ECONOMY

原油急落があまり世界経済に寄与しないワケ

政界往来  公開日時:2016-01-30

 

2016年は産油国にとっては「悪い年」に

2015年の経済の驚くべき出来事の1つは、世界的な原油安が経済成長を後押ししなかったことだ。2014年6月にバレル当たり115ドルだった原油価格は2015年11月末には同45ドルまで暴落したが、ほとんどのマクロ経済モデルが、世界経済への押し上げ効果が想定よりも小さかったことを示唆している。おそらくGDPベースで0.5%だ。

良いニュースは、この控えめだが歓迎すべき経済成長への貢献が2016年に止まることはなさそうな点だ。悪いニュースは、原油の値下がりが主要な輸出国にさらなる負担をかけることだ。

このところの原油価格下落は、1985〜86年に起きた供給側主導型の値下がりと肩を並べる。その時はサウジアラビアを筆頭とする石油輸出国機構(OPEC)加盟国が、シェア奪還のために減産をやめる決断をした。

さらに今回の原油安は2008〜0… → 続きを見る


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