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社会 / SOCIETY

「絶歌」出版1カ月 印税2千万円超、匿名…「少年法の陰に隠れて卑怯」

政界往来  公開日時:2015-07-16

 

問われた出版の良識、内容に社会性はあったのか

 平成9年に起きた神戸市須磨区の連続児童殺傷事件で、加害男性(33)の手記「絶歌(ぜっか)」が出版、発売されてから10日で1カ月。出版の是非や内容をめぐる波紋が収まらない。少数ながら「言論の自由」などの観点から出版を容認する声はあるものの、被害者遺族に無断で出版し、多額の印税を手にすることに出版の「良識」を問う声が強いようだ。

販売自粛の書店、購入しない図書館も

「責任ある成人男性が、少年法の陰に隠れて匿名で本を出し、遺族を傷つける。卑怯(ひきょう)だ」

 事件で亡くなった土師淳君=当時(11)=の父、守さん(59)は憤る。出版直後、版元の「太田出版」(東京)に抗議、手記の回収を求めた。

 山下彩花さん=当時(10)=を亡くした母、京子さん(59)も「元少年Aや出版社の人たちと同じ土俵に立ちたくない」と突き放した… → 続きを見る


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