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政治 / POLITICS

誰も信じられない 国家主席を悩ます刺客の影

政界往来  公開日時:2015-06-01

 

 その日、中国国家主席、習近平の表情は疲労の色が濃かった。まぶたは腫れぼったく、睡眠が不足している。年に1度の晴れ舞台が始まるのに、上の空と言って良い。

 「心ここにあらず。別の重大事を考えているように見えた」

 習ら最高指導者らがずらりと並ぶ人民大会堂のひな壇に近い席に座っていた中国の代表の声である。

 3月初旬から北京で開かれた全国人民代表大会(全人代=国会に相当)と全国政治協商会議。北京に駐在する外国人記者らにとって「チャイナ・セブン」の表情をじっくり観察できる貴重な機会だ。約2週間の開会中、ひな壇には繰り返し習、首相の李克強、規律検査担当の王岐山ら政治局常務委員7人が長時間、並ぶ。

■女性スタッフを見つめる鋭い視線

 おかしな事は他にもあった。ひな壇の中央に座る習。彼が会議中に飲むお茶用の蓋付き茶わんは、着席する直前に単独で運ばれてくる。他の政治局常務… → 続きを見る


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