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社会 / SOCIETY

『脱税集団アースハート』の裏側を抉(えぐ)る

政界往来  公開日時:2013-03-15

 

何故、民はインチキに縋(すが)るのか

<10年経つと民の意識は風化>
 Tという詐欺師が博多区博多駅東にビルを所有している。人が近づかないように物々しい防御を設置しているのだが、知る人は皆「またTが踏み倒したんだろう。だから(Tが)物件を掌握したのだ」と知ったかぶりの解説をする。一面は正しい。ところが踏み倒された側は日本でも有名なトップ企業である。「どうして素性を調べなかったのだろう?すぐ本質がわかるのに!!」という疑問が湧く。「どうも日本の民の記憶は10年で風化してしまうのだな。これでは悪人を野放しにしてしまう。嫌な忘れっぽい習性だな」という諦めの心境に陥ってしまう。

 今回、「脱税集団アースハ―ト」が摘発を受けた。以前からもめ事は表面化していた。《マインドパワー》セミナー受講料70万円に民が殺到。人気故に繁盛し売上は鰻登り。そうなれば宗教法人を悪用した脱税への画策が容易になるのである。70万払った一部の民から『何の効果もなかった』と騒ぎたてられた結果、表沙汰になり問題が表面化。事件が公然化してあらためて空しい思いばかりが募る。「10年前も同じ手口が横行した。宗教法人泰道(たいどう)が同じ手口を使って派手に稼いだ。民事訴訟で損害賠償を払わされたのだがなぁ」。

《脱税集団アースハート》の代表者は、その泰道(現・宝珠宗宝珠会)の流れを組む者だと言われる。泰道は開俊久元会長らが1986年2月に佐賀市に設立したものである。相手の体に両手をかざして患部の痛みを取るというハンドパワー〈生命の作用〉を売り物にして入会時に140万円を納めさせていた。この悪徳商法は裁判沙汰になり泰道側はことごとく敗訴になっている。2001年から2003年にかけて裁判所は泰道側を『社会悪集団と断じたのである。

 それから10年も経過すると、民の意識は風化してしまう。悪辣な連中は知恵… → 続きを見る


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