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朝日新聞2012年3月15日朝刊トップ

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文化 / CULTURE

「維新銀行」…第一部 夜明け前(23)    【北山 譲】

往来2  公開日時:2013-04-17

 

<第三章 植木頭取時代>

長期政権の弊害(11)
 
 赫子が帰った後、河野は貸出金が7月から8月までの2カ月間延滞となっていることを、久間に連絡すべきかどうか迷っていたが、「近いうちに必ず何とかします」との赫子の顔を思い浮かべて、暫く様子を見ることに決めた。

 それから2?3日後、突然小林赫子の普預金口座に2,000万円近い金が他行から振り込まれてきた。振り込み人は赫子の名ではなく、男性名義の名前であった。それを見て河野は「久間との関係が途絶え、赫子は新しいパトロンを見つけて資金援助に成功したな」と直感した。

 赫子の新しいパトロンの出現により、維新銀行は全額の返済を受けて貸出金を回収することができた。そのまま延滞が続くことになれば、保証人の川中を巻き込んだ金融スキャンダルへと発展しかねない深刻な事態を招くところであったが、何とか表面化する前に貸出金を回収することが出来た。その後久間が取り組んだ貸出金の多くが、不良債権化し倒産企業が多発するようになり、維新銀行博多支店は再び不振店に逆戻りすることになった。

  後に本店長になった久間は懲りることなく同様の手口で女性を囲い、その上親密なSKK不動産を救済するための情実貸出や、SKKが所有する物件を取引先数社に買い取らせるなどの支援を続けていたが、SKKの倒産によりその事実が表面化。他の金融機関を巻き込んだ金融スキャンダルに発展し、追われるように維新銀行を去っている。

 植木頭取の厳格な経営方針にもかかわらず、身近に接する支店長の背徳と背信の行為が行われていたことは、長期政権の弊害以外何物でもなかった。
 行内だけでなく外部の客に対しても、植木頭取のワンマン振りが目立つようになっていく。
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